貧乏新婚旅行
タイトルは貧乏新婚旅行ですが、実は私の両親
のお陰でリッチなハワイ旅行行ったのです!!!
(母上父上ありがとう!)が、その後シチリアを一泊周遊が貧乏だったのです。
2度行ったのだから貧乏でない!!と言うお方もいらっしゃることでしょう。。。。
まぁまぁ落ち着いて!!
私達は付き合い出して6年目くらいに結婚しました。
文句を言いながらもカターニアに住み、不便に苦しみ悩みながらも結婚した私
ですが、
結婚した以上最近では不便にも慣れ、ほぼ快適に過している自分が怖い。
ハワイを知らなかった主人は「シチリアはヨーロッパで一番美しい島だ!(気
候や雰囲気のことね)」
とケンカを売ってきたので、私はハワイパラダイス説を説きまくった。
ハワイをめぐってバトルになった記憶がある。
そんな時、ありがたいことに私の父上母上は新婚旅行にハワイ旅行をプレゼン
トしてくれた。
初めてハワイを経験した主人はすっかりハワイ支持になった。
住みたいとも言
い出す始末。
あの時のシチリア派対ハワイ派のバトルは何だったのか・・・・(怒)
ハワイに負けたシチリアの良さを私に見せるべく、主人はできる限り私にシチ
リア見せてくれた。
いろいろな所に連れて行ってくれて嬉しかった。が、最近ではどこにも連れて行ってくれない。
余談だけど。。。
そこでハワイの後はシチリアで2度目の新婚旅行ということで気まぐれの旅に
出たのです。
朝起きて突然旅に出る事に。。。。
何日出かけるかも分からず、どこに泊まる
のかも分からず、
まさしくイタリア式気まぐれ旅行だったのです。
とりあえず地図と一泊分のお泊りセットだけ持って車に乗りこんだ。。。
一日目まずはシチリアのヘソと呼ばれるエンナ、そしてパレルモ、セジェスタ
遺跡
(ここで簡単に用意したパニーノを食べたと言いたいところですが、クラッカーを食す)、
エリチェ、そしてカターニアから300キロ離れたトラパニで2人で一泊30000リラ(2000円)の
ペンシオーネ宿に入った。
ペンシオーネは町の中で、古い建物だったが部屋は広く、清潔だった。
初日でこんなに周ったし、お昼もろくに食べていなかったので、カターニアか
ら遠く離れた
トラパニの町でおいしいものを食べたい!!
と思ったのですが、サバイバルな主人はガソリン代と宿泊代だけ
持っていて優雅な食事代まで考えていなかった!!!(激怒)
あまりお金を持っていないと言われた時はホントに切れた!!
空腹だったから
余計だった!!!
一日中あっちっこっちを周って疲れたというのにぃぃ・・・
どーーーっと疲れ
が出て宿から出たくなくなったので主人にピザを買いに行かせたのです。
持ち帰りなら安いし!!!
でもピザもトラパニに来たっっっと感じるようなピ
ザを注文しておきました。
宿に持ち帰ったピザは主人がカプリチョーザ、私のはアフリカ風でシンプルな
んだけど、
大量のニンニクやトウガラシのきいたピザで最高においしかったです。
やっぱり花より団子ですねぇ!!!
しかし貧乏夫婦はピザを半分残し、翌日のお昼ご飯に食したのでした。
2日目はどこに行くのだろう??どこに泊まるのだろう!!!
なーーーんてウ
キウキしながらトラパニを出発。
有名なトラパニの塩田・風車を見て、モツィアの島を右に、左に広大な葡萄園
眺めながら南下。
マルサーラに到着。ワイン工場の見学はできなかったけど、工場の雰囲気を見る事ができたし、
工場のお店でマルサーラ酒を買った・・・
っと言いたいところですが、マルサーラ酒はとても高いので、
お手ごろ価格のアマレッティ酒を買いました。
ここでまた私の文句が始る。。。
マルサーラに来て工場も見れずマルサーラ酒
が買えないとは・・・・(怒)
ここら辺で男性の方はだんだん私の性格に腹を立てていることでしょう。。。
(笑)
連れて行ってくれただけでありがたく思えっっ!!!と言いたいのでしょ
う。。。
でもこの言葉はすでに主人が私に言いましたし、
私自身もつくずく文句が多い
のは承知しております!!(笑)
でもやっぱり女性なら好きな人と快適な旅行
がしたいはずですよ!!
サバイバルじゃなくて・・・!!
マルサーラ酒に未練を感じつつマザーラ・デル・ヴァッロに到着。町や港を散策。
その後、セリヌンテ遺跡を見学。ここで前日の残りの半分ピザを食す。
冷たいものの実に味がよくしみていて美味しかった。それ以来、「翌日ピザ」の虜になる。
セリヌンテのあまりに広大な遺跡郡に驚きゆっくり遺跡を散策しました。
のんびり遺跡を見ているうちに夕方になってしまった。次ぎの宿泊先を考えたが、
主人は返事をしない。何か嫌な予感が・・・・
次ぎはシャッカの町に到着。日が暮れそうなまどろんだ町を回り、
ふと港に出たそこからのシャッカの町は素晴らしく美しかった。
漁師達の小船の浮かぶ海に映る町。
シャッカを訪れる方は是非港に行ってみてください。
またお昼をろくに食べていない私達。
いちいち財布を気にする私を横目に主人は相変わらずサバイバルな様子。
シャッカの港に新鮮魚グリルを食べさせる3輪自動車が目に入る。
超シチリアンな音楽をかけ、一般人でなく漁師に魚グリルを食べさせている。
漁師は魚を手づかみで食べながらビールやワインを飲み干す。
そろそろ飢えてきた貧乏夫婦。
サバイバル主人は3輪自動車魚グリル店主に食べさせて!!
と頼む。お金を払うから!!っと。
何が食べたいか?と聞かれ、この魚あの魚と注文する。
すると店主は突然漁師の所へ行き、
漁師から魚をもらってきたではないか!!!!
獲ってきたばかりの魚をレモンで消毒したナイフを使ってハラワタを出し、
水でザバザバ洗い、おもむろにグリルをし始めた。
レストランで食べるのとはちがってパンもオリーブオイルもフォークもナイフもコップない。
ビールを片手に魚にレモンをかけて手で食べる。
超サバイバルだ! 主人は大喜び!!!
魚を注文するたび店主は漁師の所へ行く。
いろいろな魚をこででもかっっ!っというほど食べた。
私も手が魚とレモンの臭いで強烈だったが満足した!!!!
さぁぁぁぁぁお支払いだ!!!!一体いくら取られるのだろう!!!
カターニアでこんなに新鮮な魚をたらふく食べたら1人30000リラ
(当時で2300円くらいだろうか・・・ユーロになってこの金額ではレストランには行けない)は
取られるだろうとビクビクする主人!!
果たして帰るまでのガソリン代はあるのだろうか・・・?!心配がよぎる私。
店主は恥ずかしげに「10000リラ(600円)だよ」言った。
思わず考え込む貧乏夫婦!
一人分の金額かと思って聞きなおすと2人で10000リラではないか!!!!!
ビール・ワインも飲んで魚をたーーーーっぷり食べたにもかかわらず・・・・!!!
あまりの安さにしばらく笑いが止まらなかった貧乏夫婦!!!
ピザより安いではないか!!!
そう言えば魚を食べていたとき、漁師達が店主を冗談でからかっていた。
「今日は大繁盛だな!!!」ってその大繁盛とは私達のことで、
儲かったねという意味だったらしいのは後で気付いた。
どうやらその魚グリルの店主は漁師達から安いお金で雇われ、
小腹を空かせた漁師に彼らの獲った魚を焼いて食べさせていたのだ!
思えば漁師達が食べた後お金を払わないなぁと思っていた。
そこに私達が食べに来てお金を払ったので、漁師達は貧しい店主の稼ぎに喜んだ??!!
のだ。と解釈しておこおう。。。
あれだけ食べて一人5000リラ(300円)。
また行ってみたいがカターニアから遠すぎる。
すっかり暗くなったシャッカで今晩は泊まるのかな?
と思いきや主人はシャッカから230キロ離れた家に帰ると言い出す。
高速道路が一部しかないので細い道を帰るとなると3時間半の道のり。
やだ〜!!今日はもう疲れたからここに泊まるぅぅ〜!!
もっと旅行するぅぅ〜!!っとごねる私。
しかし私は運転できないし、お金も持ち合わせていない。
魚を食べて満腹な私達はのんびり帰ることに。。。
アグリジェントの神殿が見える頃、
再度主人に頼んだ!「アグリジェントに泊まろーよー!!」
そんな言葉は即却下され、あきらめた私は一泊2日の旅行の疲れがどっと出た。
車の中でいねむりを始める私につられて主人までほぼ居眠り状態!!!
夜11時半、カターニアにつく頃には2人とも完璧居眠り。
事故を起こさなかったのが不思議だった。
主人曰く「車が勝手に走ってくれた」そうだ!!バカッッッ!!!
一泊2日貧乏旅行。すっごく疲れました。
でも楽しかったからいまだに覚えているのでしょう。
シチリアを周ったことのある方は私達がどんなにハードな旅行をしたかお分かりになるでしょう。(笑)
シチリアって大きいのです!!!
見るところもたくさんあるし、食べ物も各地独特で興味深いです。
それにしてもあのシャッカの3輪自動車魚グリルはまだやっているのかなぁ????
