カターニア弁
ところで今回はカターニア弁をテーマに
しました。
イタリア各地にも日本と同様いろんな方言があります。
イタリアに住んでいる方はそんな方言と
格闘しながら生活していると思いますし、
旅行者の方もちょっと気にして聞いてみ
れば何か違う言葉を話しているぞと気付くでしょう。
この方言は同じ言葉であってもアクセン
トが違うのだそうです。
私はいまだにこのアクセントがどう違う
のか???なのですが。。。
要するにカターニア・エンナ・パレルモ
と地域によっても方言・アクセントがあるのです。
だから私はちょっとカターニアから出て
しまうと全く言葉が分からない事があります。
逆に私の話すイタリア語はカターニアの
アクセントがあるらしく、イタリア人によく笑われます。
日本に住んでいる外国人が秋田弁を話す
ような感じで私もカターニア弁を話しているのだそうです。
私は意識してカターニア弁を話すことも
ありますが、
普段はテレビで話している標準イタリア語を話しているつもりです。
が、やっぱりカターニア弁のアクセント
になっているようで
「ななえはカタネーゼ(カターニア人)
だ!笑笑笑笑!!!」
と笑われるのでなーんかすっごい田舎も
んになった気分になります!
もはや10年かけてかけて蓄積されたこ
の私のアクセントはもう治らないのでしょう。。。ウッ!!
「目指せテレビの標準イタリア語!!」
カターニア弁を話す日本人は在住者が少
ないのでそうはいません。
最近はだいぶ日本人の在住者が増えまし
たが、
それなりに北イタリアで語学学校で勉強していたり独学で勉強していて
現地方言の環境の中
でもなかなかしっかりしたイタリア語を話す方がたくさんいます。
でも私のように何の知識もなくしかも周
囲はみんな方言を話すような
環境の中に入ると確実に方言を話すようになってしまうのです。トホホホ
ホー(汗)
テレビを見てイタリア語のマネをするも
ののやっぱりアクセントは隠せないみたい。トホホホホ。。。。
カターニア弁を私以上に流暢に話す日本
人は友達のエトナさんです。
以前エトナさんが日本に帰国した後に私
も帰国したことがあったのですが、
飛行機の中で私の話すちょっとしたイタ
リア語がカターニアのアクセントであると
スッチーに見抜かれ「ひょっとしてカ
ターニアに住んでいるでしょう?エトナって子知ってる??」
と、同じくカターニア(郊外)に住んで
いるエトナさんの話になったのです。
要するにこのスッチーはエトナさんの飛
行機にも乗っていたのです。
イタリア人ってどうしてアクセントに敏
感なんでしょう!
私にはどれも同じアクセントに聞こえる
のにぃぃ〜!
一番恥かしいと思ったことは(別に方言
自体が恥かしいというのではなく、
人前でなぜ爆笑されるのか恥かしいとい
うこと)ローマに行った時、
ローマのイタリア人知人達の前で
ドーッっと笑われました。
てっきり話したイタリア語を間違えたの
かと思ったのですが、
カターニアアクセントのイタリア語を話
す日本人の女の子というので大爆笑!だったのです。
これ以来シチリアを出たらイタリア語は
話すまいと決心しましたが、
ローマでおつりを誤魔化されたときにイ
タリア語で文句を言ったと同時に周囲で
「フーッ!!笑!」という猫のような笑
い声。。。またか。。。
うーん自分ではオシャレな標準イタリア
語を話したつもりなのにぃぃぃ〜〜!!
ということでここで少しシチリア方言と
いうよりカターニア方言をご紹介しますね。
ユッゥ(私) イッド・イッダ(彼・彼
女) カルゥーシィ(みんな!)
フィッギョ・フィッギャ(息子・娘)
ピチリッドゥオ・ピチリッダァ(男の子・女の子)
クゥウェェ(誰) ベッドゥ・ベッダァ
(美しい・きれい) アッキィサッチョッ(分からん)
ノンサッチョッ(知らん) ウサッチョ
(知ってる) カァッ(ここ) ダァッ(あっち・そっち)
ソンニョ ジャプネーゼ(私は日本人)
ウンネェ スト ネゴッツィオ(この・そのお店はどこ?)
ウンネェ スタ ギィェンノォ(どこ行
くんだ!)
こんな感じ。これであなたもカタネーゼ
になれますね!!フッフッ。
これで笑われるのは私やエトナさんだけ
ではなくなったぞよ!
カターニアに来て大真面目な顔して「ソ
ンニョ ジャプネーゼ(私は日本人)」
と自己紹介をしてみるぞよ。
大爆笑されると同時にコーヒーおごって
くれるかも。
シチリア人を笑わせようと思うお笑い系
の人も
「アッキィサッチョッ(分からん)」と話してみるぞよ。
シチリア人は内臓破裂寸前の大爆笑を得
ること間違いナシ!!
ぜひ年末年始に「笑う門には福来る」で
お試しあれ!!
2003年12月