今回はシチリアの給料の話をしましょ
うか・・・うーんマ
ジメ!
これから書く事は実際にここで働いているイタリア人、
おっとシチリア人のお仕事とお給料です。
フ
ランチェスコさん(仮名34歳)は昨年より念願の正社員となった。
それまで個人宅に行き老人介護の仕事をしていた。
老人介護の時のお給料は毎日5時間週一
回の休暇、
その時のお給料は月350ユーロでした。
何年も何年も正社員の仕事を探し、幸運にも現在の職を見つけたが、
この職にたどり着く道は長かった。
仕
事は郵便物の仕分けという日本なら学生のバイト君のやるような事だが、
なんとこれに応募したシチリア人は300人以上でテスト採用人員はたったの2人。
そ
の2人の中にフランチェスコは選ばれたのです。
でもそこで喜ぶのはまだ早く、正社員になるまで半年のテスト期間があった。
その半年の間毎日12時間労働で
朝6時から午後6時の時もあれば、
朝10時から夜10時もあり、週一回の休みで月600ユーロの収入でした。
そして半年が経ち、選ばれたテスト採用2人の
うち1人に絞られたのが
フランチェスコで300倍を勝ち抜き正社員となったのでした。
もう1人の人はもちろんクビではっきり言ってカワイソウ。
でもそれが
現実なのねぇ。
でもねこのフランチェスコ君は今、週5日8時間労働で800ユーロの
お給料をもらっているけど時々12時間働かされる時もあるのよー。
レ
ティツィアさん(仮名26歳)は高校を卒業してしばらく仕事もないの
で親にお小遣いをもらって毎日を過していた。
もちろん仕事は常に探しているが大卒でも
見つからないのでアキラメモードだった。
時々知人のベビーシッターくらいはしたことがあるがまともな仕事など就いた事はない。
それから彼氏ができたり別れ
たりをしているうち今の彼に知り合い結婚を考え始めた。
交際3年。結婚を考え始めるとお金が必要である。
何が何でも仕事をしたくなった。
探しても探しても
見つからない。
でもひょんな事から知り合いから紹介されて鶏肉の丸焼きやできているパスタや
惣菜を売っている惣菜屋さんでバイトをすることになった。
「仕
事ならなんでもいい!」
すがる思いで始めたものの週一回の休みでしかも月曜日が休み。
日曜日も働く。毎日6時間から8時間働き給料は・・・・
「給料の話し
をするのが恥かしい」と言う。
それもそのはず週50ユーロなのだ!!
月200ユーロ。でも何もしていないよりはマシと言うが、、、うーん。スゴイ現実。
ジュ
リアさん(仮名26歳)は21歳の時に妊娠して
今は4歳の子供のお母さんをやっている。
でも3年前に結婚はしていないが子供の父親と別れている。
今は実家
に戻り彼女の親に助けてもらっている。
子供も大きくなりやっと子育てが落ち着いたので仕事を探し始めた。
彼女は高校をギリギリで卒業しているがいまだに高
校生気分の抜けない彼女。
遊びたいけど子供もかわいい、仕事をして少し親から離れたい!
彼女も我武者羅に仕事を探したが見つからない。
そこで彼女の親がベ
ビーシッターの仕事を近所で見つけてきた。
ベビーシッターなら子育ての経験のある彼女にピッタリ!
早速始めてみた。
生まれて3ヶ月の子供のお世話だが、朝
8時から夜の10時までの14時間!!
もちろんお昼もそこで食べる。
日曜日だけお休みをくれるが平日は他人の子は見ても
自分の子が何をしているのか見れな
くなった。
夜帰ってくると子供は寝ている。
給料??一ヶ月500ユーロなのです。彼女の最近の口癖は「北イタリアに行きたい!!」
今回は3人の話しを書きました。参考にして下さい!!
って参考どころか悲惨な話しだよねぇ。
給料が安いからと言って物価は安いわけではなく、
給料のわりに物価はめっちゃ高いです。
日本でスーパーのレジ係りはバイト君・さんの仕事で軽視されがちですが、
ここでは立派なマジメな仕事なんです。
この給料の話し、ちょっと暗い話しだけどまぁ現実の話しってことでカンベンしてぇ!
2004年