K.F さんの2005年9月末の旅行!


9月24日〜10月2日、旦那様と二人でナポリからシ チリアを旅しました。
イタリアは二度目、ツアーではなく初めて自分で手配した旅でした。
楽しかったり、美味しかったり、しんどかったり、怖かったり。
自分から思い切って動くと、ツアーでは絶対できない大切な思い出ができました。
ななえさんが書いておられるように、イタリアにしても日本にしても、
良いとこ ろばかりの国なんてないのかもしれません。
でも、私にとってイタリア、シチリアはとても大切な土地になりました。
いくつか、お伝えできたらと思い書きます。



■ナポリ ヨーロッパ文化遺産の日 ナポリの美術館などの入場券と市内公共交通機関の
乗り放題チケットの2枚が セットになった、カンパーニアアルテルカード。



便利でお徳ってことで、早速購入。

乗り物チケットは確かに便利でした。
バスも地下鉄も乗り越し、乗り間違っても 心配無用。
が、入ろうとした美術館入り口に何やら貼紙が。



・・今週末はGiornate Europee del Patrimonio(ヨーロッパ文化遺産の日)のため
「入館無料です」ぅう?!
結局、入場料なしで入れたので入場券のほうは未使用のまま。
くやしいからその うち使いに行かねば。



■ナポリ−パレルモ夜行フェリー なぜだか無性に乗りたくなって、
無理やり旅程に押し込んだ「夜行フェリー」。


夜行と聞くだけでなんだかわくわくしませんか。(私だ け?)
海側の2人部屋で一人60ユーロ弱。

大きな船は予想以上に快適、移動&宿泊がで きてお得感いっぱい。
が・・・ 「シャワーのお湯が出ません」(そんなベタな)
勇気を出してフロントのお兄ちゃんに訴えてみました。


一人来て直らず、二人目来て直らず、三人目来て直らず、
四人目でやっと蛇口丸 ごと交換して待望のお湯が!!
(所要約2時間) なんとなくイタリアらしいなあと思って笑えた。



■パレルモのトラットリア 市場近く、家族経営のとっても気さくなトラットリア。

長男さん(推測)が厨房に招き入れてくれ、ずらり並んだ前菜を前に「選べ!」。
迷っていると、「じゃあ盛り合わせにしてあげるよ」。
嬉しい山盛でやってきま した。
さらに次男さん(推測)は「日本から来たの?僕の奥さんも日本人」
「米食べたいでしょ」と、ツナマヨ焼飯(リゾットではない!)を出してくれました。
(イタリアにもマヨネーズあるのね)


セコンドを選ぶ段になって、メニューに見慣れない単語を発見。
「"seppie"ってなーに?魚? 」「いんや、魚じゃない」 「じゃあ肉?」「いんや」
一生懸命説明してくれるものの、悲しいかな、私の語学力では理解できない。


すると、テーブルクロスに絵を描いてくれました。 ・・・???(余計わからない)
が、とりあえず注文。

編集: あはははは!!!こりゃ分からん!息子の絵かと思ったぞー!

料理が来てみると、なるほど。
seppie = 甲イカ !
シンプルな塩味にレモンがきいて美味。
こうやって覚えた単語は忘れません!





■ラグーザ なにもかも美しい街 荒涼とした山あいに浮かぶ、バロック建築と階段が美しい街。
街の中に大型バスが入れないためか、まだ観光客は少ないように感じました。
バスの乗り方を教えてくれたおじさん、宿まで連れて行ってくれたお兄ちゃん、
仕事の手を止めて私の怪しいイタリア語を聞いてくれた宿のマンマ、
半日一緒に歩いて街を案内してくれたおじいちゃん。

街の歴史的価値以上に、暮らす人が穏やかで、親切で、涙が出ました。
このままそっと大切にしたい、小さな静かな街でした。



■カターニアの創作シチリア料理にやられる 旅行中1回はカッコつけて食事を!
と一揃いだけ持ってきた小洒落た服と靴。
話題のリストランテを予約し、行ってみました。
が。 前菜はおーきなお皿の中央にちょこんとだけ。
嫌な予感が・・・ zuppa(すーぷ)というのに、やって来たのはゆるく泡立てたメレンゲ?
通にはたまらないのでしょうが、俗な私達には難解すぎる・・・
メインを分け合う私たちに突き刺さるカメリエレの視線。
 ううう。山盛りパスタをください・・・ (あまりのやられっぷりに写真とる元気なし)




■ななえさんとカターニアの市場 ななえさんが詳しく書いてくださいましたが、
カターニアの市場はそれはにぎやか。
野菜は色とりどりでとにかく大きく、 ハーブの束からは香りというよりすごい匂い。


日本では超高級食材のアーティチョークが無造作に山と積んである!
生皮剥がれ、血のしたたるヤギが逆さ吊り(黒魔術風)。
カジキの頭が無造作に並べられ、貝はぴゅっと水を吐いてくる。
アサリよりムール貝の方が安い!?
ダミ声のおっちゃん、天秤ばかりに錆びた分銅、何を買うにもキロ単位!
色、音、匂い、並ぶ品物も売る人も、全てが圧倒的に「濃い」。

イタリアの、いや、シチリアのパワーの源ここにあり、ですね。
両手一杯の荷物を抱えてななえさんのお宅にお邪魔し、食材の勢いのまま料理。



シンプルな味付けで十二分に美味しいのは、きっと力のある食材のおかげなので すね。
ありがとうございました、堪能させていただきました!
いまでも写真を見るたびに、ヨダレが・・・



■タオルミーナで登山 カターニア中央駅に行くと、あてにしていたInterbusがショーペロ。

旅行中一度はあるかと予想してましたが、やっぱりきたか・・・
気を取り直して電車で向かったものの、
降りたタオルミーナの駅は、街の 中心からだいぶ離れたところにありました。


仕方なくバスに乗ろうとするとこれがまたショーペロ。


待ち構えていたタクシーの運ちゃんがお約束のようにものすごい額をふっかけて きます。
足もと見たなああ。


と、そこに居合わせた同じように困っているドイツからの3人組。
乗り合いしよう、ということになり運ちゃんに交渉するも断られる。
くそおーー。

仕方なくタクシーをあきらめ、彼らが「階段あるよ。歩いて行けるヨ。行こうヨ」
と言うのでついていったその先は・・・階段っていうか「崖」!?
Niente scala〜〜!!!と叫んだらドイツ人は笑っていました。

編集: そこまで行ったとは・・・タオルミーナでロッククライミング ができるとは知らなかった。。。

元気な人たちだ・・・ 午後になってショーペロは解除になった模様。
でもくやしいので帰りも崖を降りて 駅に向かいました。
タオルミーナ。絶景と崖の街。


管理人: 投稿ありがとうございました!素敵な写真、いろんな珍 道中をされたようですね!
この調子で楽しい世界旅行を続けてください!
一緒に作ったたくさんの料理のレシピを忘れたらいつでもメール をくださいね!